フリーランスとして仕事する人にとって、仕事の習慣化は大切である。
・・・なんて主張としては、ありきたりにアリキタリすぎますが、サラリーマン辞めてフリーでも成果を出すには、やはり習慣化が肝心だなと思います。
とかく人は続けることが苦手で、だからこそただやり続けるだけでもけっこう評価されるもの(もちろんプラスαかあればなお良い)。
私はフリーランスでライターとして働いていますが、それを強く実感します。
継続するくせさえ身につけて、淡々スキルを身に付けながら仕事をこなしていけばそれだけで何とかなるだろう。
お気楽ながら、そんな確信すら持つようになりました。
とは言うものの個人での習慣化の実践はけっこうしんどいです・・・。
思えばサラリーマン時代は、環境が自動で習慣づくりをしてくれたのがありがたかった。
そこで今回は仕事を習慣化することのメリットと、自分が習慣化を進める上で実践していることをまとめていきます。
目次
仕事を習慣化させるメリット
モチベーションで仕事しなくなる
習慣化できると、自分のモチベーションに関わらず働けるようになります。
「この時間になったら、この場所にいる時は、とにかく仕事!」と頭が切り替わるからです。
フリーで仕事をしている人には共感してもらえると思うのですが、会社からのプレッシャーとかがない分、やる気が上がらない時は本当に作業が進まない、笑。
しかしそんなことを言っていたら、いつまでも成長も成果も上がりません。
仕事を日々の習慣に組み込むと、淡々と仕事を続けられるようになります。
充実感があがり、罪悪感が減る
習慣化できると、日常にメリハリがつきます。
フリーランスはその仕事柄365日24時間が仕事時間であり、休み時間でもある。
そんな状況になりがちです。
きっちりとオンオフに線引きしないと休んでいても「仕事しないといけないのに・・・」とか考えて、心身ともに安らげません。
日々のノルマを決めて仕事習慣を身につけると「今日は仕事した!」と充実感をもって、のんびりと休みを満喫できます。
クライアントからありがたがられる
仕事を習慣化してある程度機械的に仕事をこなせるようになると、クライアントからありがたがられます。
納期が遅れたり、返信が滞ったりしなくなるからです。
それだけで良いとは言いませんが、この辺りをきっちりするだけでも、かなりの信頼と評価が得られます。
私もど素人からライターになれたので、間違いありません。
案件を継続的にもらえれば仕事や提出物のレベルは着実に上がるので、習慣化はフリーランスの大きな武器になると思います。
仕事を習慣化するために実践していること
スムーズに仕事を切り出すために
仕事はスタートダッシュが肝心です。
追いつめられたほうが燃えるパターンの人もいると思いますが、やっぱり午前中からテキパキ仕事が片付いた方が気持ち良いのでないかなと。
スパッと仕事を始めれば習慣化も進みます。
・単純にできることから始める
「今日はこれを書く!」と決めたものの最初の一文を書くまでが憂鬱・・・。ってことは実はけっこうあります、笑。
でも実際に書き始めれば楽しくなるのですよね。ライターに限らず同じだと思います。
人には作業興奮という脳の仕組みがあり、とにかく体を動かせばモチベーションも上がるのだそうです。
だからこそ最初の一歩を踏み出しやすくするために、500~700字くらいの簡単な記事とか、あんまり頭を使わずにできる調べ物を仕事の頭にもってきています。
・スタート時間を決める
フリーランスは出勤時間もないので、仕事の開始時間が自分に委ねられます。
サラリーマンの頃は何となく強制的に目覚めていましたが、意識しないとずるずる始業が遅れていく・・・。
何時に起きて、何時の電車に乗る!など強制的にスタート時間を決めてしまうと「とにかく行かねば」と頭が覚醒します。
前日に明日の朝からこれをやると決めておくのも、迷いが減って良いです。
・余計な情報を入れない
個人的な感覚ですが起きてからテレビを見たり、漫画を読んだり、SNSを見たり、インプットをすると頭に雑念が増えます。
何だかこう頭がオフモードになるというか、脳のメモリが余計なものに占領されるというか。
私は仕事の日は基本的には起きたらスマホとか見ずに仕事を初めて、ひと区切りつくまではyoutubeとかtwitterとかは開かないようにしています。
ただの気分転換として割り切れれば良いんですけどね。
私はできないので遮断という方法で遠ざけます。
モチベーションを保つために
気分のムラはどうしてもありますが、やっぱりやる気もコントロール出来ないと仕事の習慣化ははかどりません。
ここは人によって差が出そうですが、モチベーションを維持するためにやっていることを書きます。
・スケジュールは余裕をもって組む
手帳がびっしり埋まっている方が安心する人もいるようですが、私はそれだとゲンナリします・・・。
あんまりぎちぎちに予定を入れすぎすに、むしろこれも出来たなラッキー!くらいに低めのハードルを設定して軽く始めます。
「仕事が落ち着いたら休む」のではなく、「この日は何が何でも休む!」とオフを設定するのも大事と感じています(無理してもパフォーマンス落ちるから)。
・簡単で良いから日報をつける
今日はどんな仕事をして、いくら稼いだかは1円単位で記録しています。
ちょっと面倒ですがそうしないと日々の進捗がわからないのですよね。
頑張ったけど、全然稼いでないやん・・・という日もあります。
もちろん新規提案といったすぐには数字に表れない仕事もありますが、日報をつけると自分の成長や成果を肌で感じやすくなります。
私は数字をあげることに興味が薄い人間ですが、それなりにやる気は高まるものです。
体の調子を整える
アスリートではないのですが、体調管理もやはりとても大事です。
風邪をひかないようにするとかは当然ですが、ライターという頭脳労働もあってか日々の生活習慣は仕事のパフォーマンスと直結しているなと感じます。
・食事
仕事する日はとくにですが、朝食は軽めにしています。
果物とヨーグルトだけみたいな(ダイエット中の女子みたいですが・・・)。
やっぱり満腹感は集中力の敵だと思うんですよね。
強者フリーランスは一日一食なんて人もいる。
最近は胃がもたれる感じがするので、カフェイン系も控えていまが、それだけで体の重さや眠気がだいぶ減りました。
昼ごはんを遅めにして午前中で仕事を7割がた終えると、心の余裕がハンパないです。
・睡眠
何となく体がだるいのは、たぶん睡眠時間が足りないか、眠りの質が悪いかだと思います(あるいは運動不足)。
寝る前のPCやスマホは時間を取られるうえに頭が刺激されるので、控えるよう努力。
そう言えば知り合いがやっていたので試してみたのですが、眠る時に強制に口を閉じるためのテープはけっこう良いです。
熟睡度が上がる感じがします。
習慣化のメリットと実践していることもまとめでした。
フリーランスはサラリーマンと違って何もしなくても文句を言われません。
やる気があがらね~とだらけていても怒られない、笑。
サラリーマン時代はとにかく仕事が積まれていたので、そんなこと考える余裕はありませんでした(モチベーションが上がらんのですと言おうものなら吊るし上げられた(-_-;))
ただそれも良し悪しで、自分を律しなければ成長も成果も一切ない。
習慣化はフリーランスの健全な成長につながっていきます。
明日から本気を出す!
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